KICK THE CAN CREWのメンバーやマルシェ、解散理由と現在とは?
「上がってんの?下がってんの?」のフレーズでおなじみの『マルシェ』や、冬の定番『クリスマス・イブRap』で、日本語ラップをお茶の間に届けたKICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)。2004年に活動を休止したため「解散した」と思っている人もいますが、実は今も3人で活動しています。この記事では、メンバーのプロフィールから代表曲、休止の理由、復活から現在までを整理します。
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KICK THE CAN CREWは、3人のMC(ラッパー)によるヒップホップグループです。メンバーは次のとおりです(年齢は2026年10月時点)。
- LITTLE(リトル):1976年5月7日生まれ、50歳。東京・八王子生まれ。グループのリーダー
- KREVA(クレバ):1976年6月18日生まれ、50歳。東京都江戸川区育ち。MC・ボーカルに加え、トラック(曲の伴奏)も手がける
- MCU(エムシーユー):1973年8月1日生まれ、53歳。東京・巣鴨出身
3人は1990年代後半、それぞれ別々に活動していました。初めて3人で一緒に作った曲が『カンケリ』で、この曲をきっかけにグループが生まれます。グループ名の「KICK THE CAN」は英語で「缶蹴り」のこと。つまり、最初の共作曲のタイトルがそのままグループ名になったわけです。子どもの遊びの名前を付けたところにも、肩の力の抜けた、3人らしい遊び心が感じられます。
3人がマイクを次々と受け渡していくマイクリレーが、このグループの持ち味です。KREVAがトラックを作り、3人の声とキャラクターの違いを生かして曲を組み立てていくスタイルで、ヒップホップになじみのない人にも届くヒット曲を生み出していきました。
KICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)の『マルシェ』と紅白、『クリスマス・イブRap』のヒットは?
メジャーデビューは2001年5月23日、シングル『スーパーオリジナル』でした。同じ年の11月7日に出た『クリスマス・イブRap』は、山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をサンプリング(元の曲の一部を使って新しい曲を作る手法)した曲で、オリコン週間5位のヒットになりました。今でも冬になると聴かれる定番曲です。
続いて2002年1月23日に発売されたのが『マルシェ』です。オリコン週間9位を記録し、「上がってんの?下がってんの?」のフレーズは、カラオケやライブの盛り上げ役として広く知られるようになりました。2002年2月に出たアルバム『VITALIZER』は、オリコン週間3位を記録しています。
この年の大みそか、KICK THE CAN CREWは第53回NHK紅白歌合戦に初出場し、『マルシェ』を披露しました。検索候補に「マルシェ 紅白」が並ぶのはこのためです。クラブやライブハウスで育ったヒップホップが、紅白のステージで歌われたことは、当時のシーンにとって大きな出来事でした。
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Amazonで探すKICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)の『アンバランス』や代表曲、アルバム一覧は?
『マルシェ』と並ぶ代表曲が、2002年8月28日に発売された『アンバランス』です。ほかにも『sayonara sayonara』『イツナロウバ』『TORIIIIIICO!』など、検索候補に名前が挙がる曲が多くあります。にぎやかなパーティーチューンだけでなく、切なさのある曲も歌えることが、幅広い層に支持された理由の一つでしょう。
検索候補には「マルシェ 配信」「サブスク」「スポティファイ」といった言葉も並びます。CDの時代のヒット曲を、今は配信で聴きたいという人が多いということです。配信の状況はサービスごとに異なるため、聴きたいサービスで直接確認するのが確実です。
オリジナルアルバムは、次の5枚が主な作品です。
- 『VITALIZER』(2002年)
- 『magic number』
- 『GOOD MUSIC』
- 『KICK!』(2017年8月30日)
- 『THE CAN』(2022年3月30日)
このうち『KICK!』は、活動休止から復活して出した14年ぶりのアルバムです。『THE CAN』は5枚目のオリジナルアルバムで、1曲目の『THE CAN (KICK THE CAN)』は、結成のきっかけになった『カンケリ』を2022年の形で作り直した曲です。2018年に発表した『住所 feat. 岡村靖幸』の別バージョンも収録されています。
KICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)の活動休止の理由と解散の噂は?
人気の絶頂だった2004年3月、KICK THE CAN CREWは活動休止を発表しました。理由として説明されたのは、メンバーそれぞれのソロ活動に取り組むためです。そして同年6月20日、日比谷野外大音楽堂でのライブ「LIVE 旅人〜STEP IN THE DAY〜」を最後に、グループとしての活動をいったん止めました。
検索候補には「解散 理由」も出てきますが、KICK THE CAN CREWは解散していません。あくまで「休止」であり、3人の関係が壊れたという公式な説明もありません。ヒット曲を連発していた時期に止まったため、解散したと受け止めた人が多かったのでしょう。
休止のあいだ、3人はソロとして活動しました。特にKREVAはソロアーティストとして大きな成功を収め、LITTLEとMCUもそれぞれ作品を発表し続けています。3人がそれぞれの場所で力をつけた時間があったからこそ、のちの復活がただの再結成で終わらなかったともいえます。
KICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)のロッキン復活や復活祭、現在の活動は?
最初の復活は2014年8月2日です。野外フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」に約10年ぶりに3人で登場し、メインのGRASS STAGEに立ちました。検索候補の「ロッキン 復活」はこの出来事です。
本格的な再始動は2017年です。6月18日、KREVAの誕生日でもあるこの日に再始動を発表し、休止後初の新曲『千%』を公開しました。冒頭の動画がそのミュージックビデオです。8月30日にはアルバム『KICK!』を発売し、9月7日には日本武道館で「復活祭」を開催。RHYMESTER、いとうせいこう、藤井隆、倖田來未がゲストに招かれ、12月からは全国ツアーも行いました。
2018年9月1日には、日本武道館でのワンマンライブ「現地集合〜武道館ワンマンライブ〜」を開きました。武道館でのワンマンは、2002年以来16年ぶりでした。2022年には『THE CAN』を携えたツアーを回り、9月24日には再び武道館に立っています。2023年5月24日にも新曲『カメとピューマとフラミンゴ』を発表しました。
最近では、2025年6月にLITTLEの地元・八王子で開かれたフェス「八王子魂 Festival & Carnival 2025」、2026年2月にRIP SLYMEの主催イベント「BACK to BACK」に出演しています。3人ともソロ活動を続けながら、節目ごとにKICK THE CAN CREWとしてステージに戻ってくる。それが今の3人の活動スタイルです。
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