スーパー登山部とは?標高3000mで演奏する5人組バンドの正体wiki

「楽器を背負って3,000m級の山に登り、山小屋の前でライブをやる5人組バンドがいる」と聞いたら、ほぼ全員「は?」となると思います。それを実際にやって、しかも代表曲『燕』が蔦谷好位置に「プロが選ぶ2025年のマイベスト10曲」で2位に選ばれているという、エピソードの濃度がインフレを起こしている邦楽バンドが、スーパー登山部です。

本日は、スーパー登山部の独特すぎる活動コンセプト、名古屋拠点の5人組メンバー紹介、結成の経緯、代表曲『燕』と『風を辿る』、2026年の日比谷音楽祭2026出演と1stアルバムリリースまで、いま日本語で確認できる範囲でwiki総まとめでお届けします。

スーパー登山部とは?標高3000mで楽器を背負ってライブする5人組

スーパー登山部は2023年に結成された日本の5人組バンドで、名古屋を拠点に活動しています(出典:Wikipedia「スーパー登山部」項目・2026年5月確認)。

最大の特徴は、バンド名そのままにメンバー全員が登山をすることです。さらに登るだけでなく、楽器を背負って標高約3,000mの北アルプスまで上がり、山小屋の前や山頂で演奏ライブを行うという、邦楽バンドの活動範囲としては前例の少ない取り組みを継続しています(出典:YAMAP MAGAZINE「スーパー登山部とは」記事・2026年5月確認)。

楽器を歩荷(ぼっか=山小屋まで荷物を担いで運ぶこと)するためには、それなりに重量のあるドラム・ベース・キーボード・ギター類を、メンバー自身の体力で運び上げる必要があります。普通のバンドであれば「ライブハウスでやる音楽」だけで完結するところを、スーパー登山部の場合は「山を登る体力」と「山で演奏する技術」の両方を維持しなければ成り立たない、極めて特殊なスタイルです。

わたしも初めてYouTubeで標高3,000mでのスーパー登山部のライブ動画を観たとき、「これ、ヤラセじゃなくてマジで楽器を担ぎ上げてるのか」と何度か巻き戻して確認した口でした。日本のバンドでここまで「コンセプトと実行」が一致しているグループは、現役で他にほとんど存在しません。

スーパー登山部のメンバーは?小田智之中心の5人組のそれぞれの役割

スーパー登山部のメンバーは以下の5人で構成されています(出典:Wikipedia「スーパー登山部」項目・2026年5月確認)。

小田智之:キーボード
Hina:ボーカル
いしはまゆう:ギター
梶祥太郎:ベース
深谷雄一:ドラム

楽曲の制作はキーボードの小田智之が中心となって動いており、ボーカルのHinaを軸に据えた構成で楽曲を組み立てる体制です。ジャンルとしてはポップス・ジャズ・レゲエ・ブルーグラス・ソフトロック・ポストロックなど、複数の音楽ジャンルを自然に融合する作風で、5人それぞれの楽器の個性が引き立つアレンジが特徴になっています。

メンバー全員が登山という共通の趣味で結ばれており、バンドメンバーとしての関係だけでなく、登山仲間としての連帯感の強さが、ライブのまとまりやセッションの安定感にそのまま現れている印象です。普通のバンドが「リハで合わせる」ところを、スーパー登山部は「山を一緒に登る」ことで普段から呼吸を合わせている、と表現してもいい関係性です。

スーパー登山部の結成の経緯は?名古屋拠点の2023年スタート時代

スーパー登山部の結成は2023年で、活動拠点は愛知県名古屋市です(出典:スーパー登山部公式サイト・2026年5月確認)。

東京や大阪ではなく、敢えて名古屋を拠点としてスタートしたバンドで、首都圏の音楽シーンとは異なる空気感の中で楽曲とライブを磨いてきた経緯があります。名古屋という街は、東日本と西日本の両方にアクセスしやすい地理的な位置で、ライブツアーを組む際にも全国に展開しやすい中継地点として機能しています。

メンバーは音楽活動と並行して登山活動を継続しており、ライブハウスでのオーソドックスなライブと、山頂・山小屋でのオープンエアライブの両方をこなす、二刀流スタイルを2023年の結成当初から貫いています。「音楽×山」というコンセプトを後から付けたのではなく、結成時から両方が一体になった上で動き始めたバンドである点が、他のコンセプト系バンドとの大きな違いです。

結成2年強の2026年5月時点で、すでに日比谷音楽祭2026への出演が決定するなど、邦楽シーンの本流からの評価も着実に上がってきており、地方発バンドの中で抜けてきた存在の1組です。

スーパー登山部の代表曲は?風を辿る、蔦谷好位置選出の燕

スーパー登山部の代表曲として、2026年5月時点で必ず押さえておきたい楽曲は以下の通りです(出典:スーパー登山部公式・Wikipedia・2026年5月確認)。

『風を辿る』:バンドを代表する初期からの定番曲。ポップスをベースに、ジャズやブルーグラスの要素が滑らかに重なり、5人それぞれの楽器の音が独立して聴こえる立体感のあるアレンジが魅力。
『燕』:2025年にテレビ朝日『EIGHT-JAM』の「プロが選ぶ2025年のマイベスト10曲」企画で、プロデューサー蔦谷好位置の選ぶマイベストランキング2位に選出された楽曲。プロからの評価で名前が一気に広がったきっかけになった代表曲です。

特に『燕』に関しては、蔦谷好位置という現代日本のJ-POPサウンドの最重要プロデューサーの1人が「2025年のマイベスト2位」に選んだという事実は、邦楽シーン内部での認知を一気に押し上げる出来事でした。テレビ放送をきっかけにサブスクの再生数も増加し、2026年に入ってからのリスナー層拡大の起爆剤になっています。

スーパー登山部の2026年活動と日比谷音楽祭・1stアルバムリリースの今

スーパー登山部は、タワーレコードのMikikiが選ぶ「2026年注目の新人邦楽アーティスト16組」にも選出されており、邦楽の目利き層からの注目度が2026年に入って明らかに一段上がっている状態です(出典:Mikiki by TOWER RECORDS・2026年5月確認)。

2026年の具体的な動きとしては、以下の予定が発表されています。

2026年6月:1stアルバム『スーパー登山部』リリース
2026年:東日本・中部・西日本を巡る全国ツアー開催
2026年6月日比谷音楽祭2026出演決定(出典:日比谷音楽祭2026公式ラインナップ・2026年5月確認)

日比谷音楽祭は無料の野外音楽イベントとして首都圏の音楽ファンにとってのお祭りで、ここに出演できる新人バンドはごく限られています。スーパー登山部が結成3年でこの大舞台に呼ばれるところまで来たという事実は、邦楽シーンでの評価の上がり方を端的に示しています。

1stアルバム『スーパー登山部』のリリースタイミングと、日比谷音楽祭出演のタイミングが2026年6月で重なる流れは、明らかに「2026年夏がスーパー登山部のブレイクポイント」になることを示唆しています。「楽器を背負って山に登るバンドがいるらしい」という話題性で知られる現状から、楽曲そのもので評価される段階へと、2026年後半に大きくシフトしていきそうな1組です。

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