終活クラブの名前の由来は?メンバーはなぜ顔出しをしないのか?

「終活クラブ」というバンド名を初めて見たとき、思わず二度見してしまいました。
終活といえば、人生の終わりに向けた準備のことです。
それをバンド名にするなんて、いったいどんな人たちなのだろうと気になったのはわたしだけではないはずです。

調べてみると、覆面での活動、新潟という地方発、そしてクセになる歌詞と独特の音楽性が次々と出てきました。
それでもまだ謎だらけで、気づいたら夢中になっていました。
今回は一緒にその謎を紐解いていきましょう。

終活クラブの名前の由来は?メンバーが顔出しをしない理由は?

終活クラブって何?
どんな人たちなんだろう?
そう思って調べてみたわたしでしたが、ほとんど意味がありませんでした。
なぜなら、メンバー全員がボカシや覆面をつけて登場しており、素顔の情報がほぼ出てこなかったからです。

バンド名の由来は「このまま音楽をやらずに人生が終わったら絶対に後悔する」という想いからきています。
命名の際には「終活」か「日本語大好きクラブ」の二択で悩んだ末に、間をとって「終活クラブ」になったそうです。
死をネガティブに捉えるのではなく、「残りの人生を後悔せずに生きたい」というポジティブな決意がバンド名に込められているのです。

覆面の理由には、ボーカル少年あああああの「やさしいおばけになりたい」という独自の思想があります。
「自分が死んだあとも、やさしいおばけになりたい。やさしいおばけは終活クラブの神様になっていて、メンバーがそれを真似して布をかぶっている」
と語っています。
加えて「元々ひとりで顔出しなしで配信をやっていたので、顔を出すメリットがそんなにない」という実際的な理由もあるようです。

終活クラブはこの5人のメンバーで構成されています。
・ボーカル:少年あああああ(誤字じゃないです笑)
・ギター:石栗
・ベース:イシダヒロキ(2025年2月よりライブ活動休止)
・キーボード:羽茂さん
・ドラムス:ファイヤー・バード
休止中のイシダヒロキの代わりに、サポートベースとして中尾佳介が2025年3月から参加しています。

顔が見えないのに不思議と距離が近く感じられるのは、歌詞の密度と日本語の選び方が非常に丁寧だからかもしれません。
たとえば「インターネットやめたい」は、ボーカルが実際に架空請求被害を受けた体験をそのまま歌詞に落とし込んだ楽曲です。
「タラッタ人生論」では「あなたと一等賞を取りたい」という言葉に、人生に終わりがあるからこそ今を全力でやり切りたいという決意が込められています。
外見の情報がない分だけ、音楽と言葉に純粋に集中させてくれるバンドだとわたしは感じています。

終活クラブの代表曲は?音楽性に中毒者が続出するのはなぜか?

終活クラブの楽曲で最初に目を引くのは、タイトルのインパクトです。
「テレキャスター・テレキャスター・テレキャスター」
「残留思念パラドックス」
「ハチェットダンス」
など、一度見たら忘れられないタイトルが並んでいます。
気になってなんとなく検索してしまう、その入口の作り方がとても上手いバンドだとわたしは思っています。

代表曲「テレキャスター・テレキャスター・テレキャスター」のテレキャスターとは、フェンダー社が製造する伝説的なエレキギターのモデル名です。
ジャキジャキとした煌びやかな高音が特徴で、多くの名曲に使われてきたギターです。
少年あああああは「テレキャスターとつく曲に名曲が多いから、それならいっそ3回繰り返してみた」とタイトルの由来を語っています。

バウンスするような縦ノリのグルーヴが一度脳に入ると、翌日の朝に気づいたら口ずさんでいるほどの中毒性があります。
「メーデー」
「キラーチューン」
「タラッタ人生論」
と合わせて聴くと、バンドの振れ幅の広さと歌詞の世界観の深さが伝わってきます。

2023年10月には、テレビ朝日「関ジャム完全燃SHOW」でキュウソネコカミのヨコタ氏が注目アーティストとして名指ししました。
音楽のプロが認めるクオリティが、一般リスナーの間にも急速に広がるきっかけになりました。
「なんか変なのに好き」という感想がSNSで急増したのも、ちょうどこの時期からです。

「性格が良い方ではないので、綺麗なサウンドだけでは説得力がない」とメンバー自身が語るように、意図的にひねくれた違和感のあるフレーズが随所に仕込まれています。
歌詞が変則的なのに耳から離れないという矛盾が、聴く人を虜にしているのかもしれません。
わたし自身、最初は「なんだこれ」と思いながら気づいたら3周していました笑

終活クラブの結成秘話!?新潟から全国区になれた理由は?

2020年8月、少年あああああを中心に新潟で結成された終活クラブ。
実はメンバー全員がコロナ禍以前は就職していたといいます。
コロナ禍をきっかけに人生を見つめ直したメンバーたちが「最高のメンバーで最高の音楽をやり切ろう」と集結したことが、このバンドの始まりです。

2022年にKIZUNA RECORDSへ所属し、地道にリリースとライブを重ねてきた積み上げが今の人気につながっています。
2024年5月にはVAPよりメジャーデビューEP「終活新布教盤」をリリースしました。
同年にはアルバム「終活のてびき」、2025年10月にはメジャー1stフルアルバム「メジャーな音楽」を発売し、着実にディスコグラフィーを積み重ねています。

2025年11月には横浜アリーナで開催されたバズリズムLIVE2025のBUZZER STAGEに出演し、全国のオーディエンスの前でその実力を証明しました。
2025年12月には「ビトビト feat.重音テト」のMVがハイプランキング1位を獲得し、バンド史上最大の話題を集めました。
2026年には音楽業界関係者254人が選ぶ「今年コレがバズるぞ!2026」でランキング3位に選出されるなど、プロからの評価も急上昇中です。

地方発のバンドが全国区になる過程をリアルタイムで見られるのは、今だけかもしれません!

終活クラブ初心者が最初に聴くべき曲は?

個人的には、最初に聴くなら「テレキャスター・テレキャスター・テレキャスター」がおすすめです。
タイトルのクセ強さが最初のハードルになりますが、一度聴けばその中毒性にやられます。
次に「メーデー」か「キラーチューン」に進むと、バンドの音楽的な振れ幅が見えてきておもしろいです。

2025年10月リリースのメジャー1stフルアルバム「メジャーな音楽」は、バンドの現在地がすべて詰まった一枚だと思っています。
「ビトビト feat.重音テト」はボカロPとのコラボという異色の組み合わせで、個人的にはこの曲がいちばん間口が広いと感じました。
気に入ったらアルバム単位でまとめて聴くと、より深く世界観にのめり込めます。

ライブは「ひねくれているのに全力で楽しい」という感想がSNSで多く見られます。
わたし自身も音源で聴いていた段階では「面白いバンドだな」程度の印象でしたが、ライブ映像を目にした瞬間に体感値が全然違うと気づきました。
知らない曲でも会場の熱量に引っ張られて気づいたら一緒に叫んでいる、そんな空気が映像越しにも伝わってきます。

現在はQUATTROクラスの会場まで規模が拡大しています。
まだチケットが取れる規模のうちに行っておくのが正解かもしれません。
この先アリーナ級になったとき、「あのころ行っておけばよかった」と後悔したくないですよね!

まとめ

終活クラブは、覆面・新潟・変なバンド名という三つの「引っかかり」を入口に、歌詞と楽曲のクオリティで離れられなくなるバンドです。
普通のバンドとは違う要素だらけなのに、聴くと「これしかない」と思わせる説得力があります。
2026年に業界関係者が選ぶバズるアーティストランキング3位に選出された今が、一番おいしいタイミングです。

まだ聴いていない方は、まず「テレキャスター・テレキャスター・テレキャスター」を1曲だけ聴いてみてください。
気づいたらループしてしまっていても、わたしのせいではありません。
もしそんなことになったら、是非いつかのライブでご一緒しましょう!!

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