わたしがkurayamisakaという名前を知ったのは、バズリズムの「今年コレがバズるぞ!2026」というランキングを調べていたときでした。
音楽関係者254人が選んだ1位という事実に、「いったいどんなバンドなんだろう」と純粋に気になりました。
聴いてみると、確かにこれは何かが違うと感じて、気づいたらかなりの時間を使って調べていました。
kurayamisaka(クラヤミザカ)とはどんなバンドなのか?大井町発の5人組の素性は?
kurayamisakaは東京・品川区大井町を拠点とする5人組のオルタナティヴロックバンドです。
メンバーは
メインボーカル・ギターの内藤さち。
リーダーでありギターの清水正太郎、ほぼ全曲の作詞作曲を務め、楽曲によってはボーカルも。
ギターのフクダリュウジ。
ベースの阿左美倫平。
ドラム・コーラスの堀田庸輔の5人で構成されます。
バンドが結成したのは2021年12月のことです。
バンド名の由来については、公式には「諸説あり」とされていて、はっきりとした説明がされていません。
活動拠点の大井町近辺には「くらやみ坂(旧仙台坂)」という実在する坂があり、メンバーがその標識を日常的に目にしていたことが由来だという説もあります。
表記がsakaなのに読み方が「ザカ」なのはなかなかトラップですね笑
メンバーの年齢や学歴などは公表されておらず、素性についての詳細は大手メディアでも触れられていません。
わたしが調べた範囲では、リーダーの清水正太郎は以前「overused」というバンドを組んでいて、その解散後に大学時代の同期だった内藤さちに声をかけて新たに動き始めたことが分かっています。
二人は大学時代、東京事変のコピーバンドで一緒に音楽をやっていた間柄だったというのも、このバンドの出発点として印象的な事実です。
kurayamisakaはなぜX(旧Twitter)への投稿一発で音楽シーンに知られたのか?
kurayamisakaの名が最初に広まったのは、2022年3月2日のことです。
一切のテキストなしで楽曲「farewell」の動画をXに投稿したところ、
バンドマンや早耳リスナーの間で瞬く間に拡散しました。
コメントも説明も何もなく、音楽だけを置いていくというスタイルが、かえって強烈な印象を与えたようです。
その後、2022年3月29日に「farewell」をデジタルシングルとしてリリース。
同年8月には初ライブを下北沢近松で開催し、超満員で迎えられています。
バンドとしての活動を始めてから1年も経たないうちに、すでにその名がライブハウスシーンに浸透していました。
テキストなしの投稿というやり方は、音楽以外で語らないというメッセージにも見えます。
説明すればするほど音楽の世界が狭くなる、という感覚は、
オルタナシーンで評価されてきたバンドたちに共通する美学と重なります。
こういう「語らない美学」を持つバンドにはやられますね…このエピソードだけで一気に引き込まれてしまいました。
kurayamisakaはなぜフジロックROOKIE A GO-GOから翌年RED MARQUEEへ昇格できたのか?
kurayamisakaはフジロックフェスティバル2024に、新人登竜門ステージである「ROOKIE A GO-GO」として出演しています。
そして翌2025年のフジロックでは、より大きなステージである「RED MARQUEE」への出演を果たしました。
1年でのステージアップは、インディーズバンドとしての成長速度がいかに早かったかを示しています。
RED MARQUEEは、国内外の注目アーティストが立つフジロックの主要ステージのひとつです。
2024年のROOKIE A GO-GO出演から2025年のRED MARQUEEまで、
1stフルアルバム「kurayamisaka yori ai wo komete」(2025年9月リリース)の完成も重なっており、
このアルバムが評価の後押しをしたと考えられます。
インディーズのバンドがフジロックで1年でここまで上がるケースは、決して多くありません。
フジロックのROOKIE A GO-GOは、その後の活躍を予測するひとつの指標とも言われています。
そのステージに立ったバンドが翌年メインクラスで戻ってくる姿は、音楽ファンにとってひとつの物語として記憶されます。
大井町の一本道から始まったバンドが、そのルートを歩んでいることに、じわりとした感動があります。
kurayamisakaはなぜバズリズム1位やCDショップ大賞を同時に受賞できたのか?
2026年1月9日深夜放送の「バズリズム02」では、音楽関係者254人が選んだ「今年コレがバズるぞ!2026」の第1位にkurayamisakaが選ばれました。
同番組内でスタジオライブも披露しており、受賞にとどまらず、生の演奏で存在感を示しています。
業界内での評価が表に出てきたタイミングとして、このランキングは象徴的です。
同時期に、「第18回CDショップ大賞2026」の大賞(青賞)も受賞しています。
Hi-STANDARDと並んで受賞した青賞は、全国の店頭から突破が期待される新人への優れたアルバムに贈られる賞です。
受賞作品は2025年9月10日にリリースされた1stフルアルバム「kurayamisaka yori ai wo komete」で、インディーズアルバムとして高い評価を受けました。
さらに、NMEの「100 Essential Emerging Artists for 2025」、
Rolling Stone Japanの「Future of Music」日本代表25組、
Spotifyの「RADAR: Early Noise 2026」にも選出されており、
国内外のメディアからの注目が一点に集まっています。
タイアップなし・地上波TVへの露出もほぼない状態で、ここまで業界内の評価を積み重ねてきたことは驚きです。
「ちゃんとした音楽を作り続けていれば、業界は気づく」という実例のように映ります。
まとめ
kurayamisakaは東京・品川区大井町を拠点とする5人組オルタナティヴロックバンドで、2021年12月に現メンバーが揃いました。
リーダーの清水正太郎が前バンド「overused」解散後に大学時代の同期・内藤さちに声をかけ、東京事変のコピーバンド仲間が集まる形で結成されています。
2022年3月にXへのテキストなし動画投稿で一気に注目を集め、フジロックROOKIE A GO-GO(2024年)からRED MARQUEE(2025年)への1年での昇格、そしてバズリズム「今年コレがバズるぞ!2026」1位とCDショップ大賞(青賞)の同時受賞という軌跡を歩んでいます。
2026年5月から7月にかけては2マンツアー「くらやみざかより愛を込めてツアー2」を全6公演で開催予定で、NOT WONK・toddle・ART-SCHOOL・The Novembersといった国内オルタナシーンの重鎮をゲストに迎えます。
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