SHAKALABBITSのメンバーは?UKIや解散後の現在は?

175Rのことを調べていたら、SHAKALABBITSのことを思い浮かべずにはいられませんでした。
高校生のとき、175Rとのコラボがきっかけで知ったわたしは、「かっけー!」とCDを買い漁った記憶があります。
ボーカルUKIの声がジュディマリのYUKIにあまりに似ていて、最初は「ギャグかよ」と笑ったほどです。

SHAKALABBITSの読み方は?バンド名の由来とは?

SHAKALABBITSは「シャカラビッツ」と読みます。
英単語の「Shaka(釈迦)」と「Rabbits(うさぎ)」を合体させた造語で、見た目以上にややこしい読み方をするバンド名です。
1999年5月に東京の音楽専門学校で結成され、当初は「住-SHOCK」という別名で活動を始めていましたが、結成からわずか2か月後の7月にSHAKALABBITSに改名されました。

バンド名の由来は、3つの意味が重ねられた多重ネーミングです。
ひとつは「住職よりもお釈迦様のほうが立派」という単純で愉快な理由から「SHAKA」を採用したこと。
もうひとつは、ボーカルのUKIが好きな動物がうさぎだったことから「RABBITS」を加えたこと。
そしてもうひとつ、バンドのジャンル的な軸であるスカを愛するという意味で「SKA Love it」がスペル中に隠されている、というしゃれた仕掛けがあります。
(出典:Wikipedia「SHAKALABBITS」項目・2026年4月確認)

わたしはこの「SKA Love it」の仕掛けを大人になってから知りました。
高校生のころは「シャカ+ラビッツ」だけで覚えていたのですが、英語スペルを並べるとちゃんとスカへの愛が忍ばせてあるという事実に、後付けで惚れ直したことを覚えています。
パンクやスカのバンドが多数いた2000年代初頭の中でも、ネーミングの隠し意味で勝負していたバンドはそう多くありませんでした。

SHAKALABBITSのメンバーは誰?UKIやMAHら4人とは?

SHAKALABBITSは、結成期は4人組のロックバンドとして活動していました。
1999年5月の結成時のオリジナルメンバーは、ボーカルのUKI、ドラムスのMAH、ギターのMASSY、ベースのKINGの4人です。

UKIはボーカルだけでなく、ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、ベースまで担当できるマルチプレイヤーで、バンドの楽曲制作の中心人物でもあります。
1980年2月14日生まれで、ファッション誌「Zipper」「CUTiE」のモデルとしても活躍していたほどのカリスマ性を持つフロントマンでした。
MAHはドラムスを軸に、コーラス・アコースティックギター・パーカッションも担当する、こちらもマルチプレイヤーです。
(出典:Wikipedia「SHAKALABBITS」項目・日本コロムビアオフィシャルサイト「SHAKALABBITSプロフィール」・2026年4月確認)

メンバーは時期によって変動していて、ギターのMASSYは2002年6月に脱退し、同年9月にTAKE-Cが加入しています。
2011年にはベースのKINGが脱退し、12月にYOSUKEが新たに加わりました。
2002年から2011年あたりまで(UKI・MAH・TAKE-C・KINGの4人組期)が、世間的なSHAKALABBITSのいちばん華やかな時期と重なります。

わたしが高校生のころ夢中になっていたのは、まさにこの4人組期のSHAKALABBITSでした。
UKIの声がジュディマリのYUKIに似すぎていて、最初は本当に「ギャグかよ」と爆笑したのですが、聴き込むほどに歌唱力の確かさ、自作の曲の良さ、ステージ上のかっこよさと可愛さが同居している佇まいに、完全にやられました。
「YUKI似のUKIっていう名前のボーカル」というだけで二度面白くて、それでいて中身がガチで強いという、稀に見る存在でした。

SHAKALABBITSと175Rのコラボはなぜ生まれた?

SHAKALABBITSと175Rは、2002年7月24日に「STAND BY YOU!!」というコラボシングルをリリースしています。
両バンドが共同で作詞・作曲を行ったタイトル曲に、SHAKALABBITS側のカップリング「G☆S☆G」と、175R側のカップリング「僕の声」を収録した、いわゆるスプリットシングルの拡張版という構成でした。
発売元はユニバーサルミュージックです。

このコラボを記念した「STAND BY YOU TOUR 2002」も同年に開催され、両バンドが対バン形式で全国を回りました。
2002年当時、175Rはメジャーデビュー前夜の勢いがあるバンドで、SHAKALABBITSは結成から3年でジワジワと知名度を上げていた時期です。
お互いに伸び盛りだった2バンドが本気で1曲を共作し、ツアーまで一緒にやるという企画は、当時の音楽シーンでも珍しい部類でした。
(出典:Wikipedia「STAND BY YOU!!」項目・2026年4月確認)

わたしがSHAKALABBITSを知ったのは、まさにこの175Rとのコラボがきっかけです。
175Rの「ハッピーライフ」を聴いていた流れで「STAND BY YOU!!」のジャケットを見つけて、「相手は誰だ?」と裏を見たときにSHAKALABBITSの名前を初めて知りました。
試聴コーナーで聴いた瞬間、男くさいパンクと華のあるスカポップが見事に交差していて、その日のうちにSHAKALABBITSの過去アルバムを2枚買って帰った記憶があります。

SHAKALABBITSの代表曲は?monster treeやPivotとは?

SHAKALABBITSの代表曲を1曲だけ挙げるのは難しいのですが、ファンのあいだでよく名前が挙がるのが「Pivot」と「MONSTER TREE」の2曲です。
「Pivot」はバンドの初期から中期にかけてのライブのキラーチューンで、SHAKALABBITSのスカパンク的な部分とアグレッシブなボーカルの両方を一気に味わえる楽曲です。
「MONSTER TREE」は2003年にシングルとしてリリースされた1曲で、後に2010年のアルバム『CLUTCH』にも収録されました。

「MONSTER TREE」のサウンドは、それまでのSHAKALABBITSのイメージから一歩踏み込んだ、骨太のロックチューンです。
バンドが結成5年目に差しかかったタイミングでリリースされたこの曲は、SHAKALABBITSの音楽的な振れ幅の広さを世間に知らしめた1曲でもあります。
ライブでも長く演奏され続けており、ファン投票では常に上位に入るレギュラー曲です。
(出典:Wikipedia「SHAKALABBITS」項目・SHAKALABBITS公式ディスコグラフィ・2026年4月確認)

わたしは高校生のころ、この2曲を本当に聴き倒しました。
「Pivot」のイントロが鳴るとどんな空気の場所でも背筋が伸びる感覚があり、「MONSTER TREE」のサビは家でも自転車の上でも勝手に口ずさんでいました。
UKIの声が女性ボーカル特有の柔らかさを残しながらも芯がブレないので、男くさい曲調でも違和感なくハマる、その引き出しの多さに惚れ込んでいたのを覚えています。

SHAKALABBITSは解散した?2024年復活とMuvidatとは?

SHAKALABBITSの「解散」を検索する人が多いですが、バンドは正式には解散していません。
2017年末をもって無期限の活動休止に入り、その後しばらく沈黙の期間が続きました。
2022年5月にはギターのTAKE-CとベースのYOSUKEが脱退し、当時の体制での活動はいったん終わったのですが、UKI(このタイミングでUquiに改名)とMAHがバンドを引き継ぐ形を取りました。

UquiとMAHは、2人組のユニット「Muvidat(ムヴィダート)」としても並行して活動を始めています。
そして2024年、サポートメンバーを加えるかたちでSHAKALABBITSとしての活動を正式に再開しました。
2026年も「I ROCKS 2026」や「FREEDOM NAGOYA 2026」など、各地のロックフェスへの出演が決まっていて、現役のバンドとして稼働しています。
(出典:Skream!「SHAKALABBITS、現体制活動終了。Uqui&MAHが引き継ぎ」・SHAKALABBITS Official Site・2026年4月確認)

実は、わたしがSHAKALABBITSにハマったのは、バンドをやってみたいと思ったきっかけそのものでもあります。
高校生のころに175Rとシャカラビッツに本気で憧れて、大学に入ったらバンドを組もうと決めていました。
ところがいざ大学で軽音楽部の前に立ったとき、「いきなり敷居が高すぎる」と急に怖気づいてしまい、流れで入ったのがクラシックギター部でした。

部室にはドラムもエレキギターもなんでも揃っていて、本当はそっちで遊びたかったのですが、1年生のくせに最初からエレキを触り始めたら生意気かなと自重して、まずはクラシックギターに手を出してみました。
すると、これがどっぷりハマってしまったのです。
同学年にクラシックギター経験者が1人いて、内心「絶対こいつより上手くなってやる」と思って猛練習した結果、その年の冬の定期演奏会には独奏で出演するまでに腕を上げていました。

気づけばバンド欲はいつの間にか消えていて、最終的にはクラシックギター部の部長を務めるところまで行ってしまいました。
SHAKALABBITSに憧れて始まった「バンドやりたい大学生活」は、結果的にクラシックギターの世界へと連れていかれましたが、UKIの歌声と「MONSTER TREE」のリフを今でも覚えていることを考えると、あの高校時代の熱量は確かに自分の音楽の原体験のひとつだったのだと思います。
SHAKALABBITSが2024年に活動を再開したと知ったとき、「まだ間に合うんだ」と勝手に救われた気持ちになったのは、たぶんそういう理由です。

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